地震

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Jan 29, 2012 03:32
金曜日の夜は、いつも遅くまでなにかをする癖がついてしまった。
映画をみたり、ネットサーフィンしたり、本を読んだり、ゲームをしたり、
特に決まったことをしているわけではないが、大抵4時頃まで起きていることが多い。

土曜日の朝、8時前。
普段は防災スピーカーから流れる12時のチャイムが目覚まし時計代わりなので、
深い眠りについている時間帯だったが、一瞬で目が覚め、飛び跳ねるように起きた。

地震だ!
安堵の息をつく暇もなく、もっと強い揺れが続けて襲って来た。そしてまた!
左右に、上下に、揺れが体に伝わると、体が一瞬にして固まり、動けなくなる。
隠れないと、と頭では思っているが、なぜか体は言うことを聞かない。
強張った顔の子供達が隣の部屋から寝室に駆け込んできた。
テレビの電源を入れると、隣の山梨県が震源で震度5弱、ここ静岡東部は震度4だった。
去年の大震災のことが頭をよぎって、腕の中でテレビを見ている子供達を抱いた手に力が入る。
その後もしばらく小さな余震が続いたので、テレビから目が離せなかった。

どうしても慣れない。
この国に骨を埋める決心をしてから、地震は避けられないことくらいはわかっているつもりだが、
何度経験しても、この揺れ、この違和感、この恐怖に慣れることができない。
そして、そんな中で家族を守れるか、危険に晒された家族を俺は助けることができるか。
いつも悪い結末まで走ろうとする俺の想像を止めるのに必死になる。

幸い津波の心配はなかった。
緊張が解けて疲労と睡魔が同時に襲ってきたが、休む前に子供達に話さないとならないことがあった。
それは、もし離れ離れになった時に集まると決めた場所を再度確認することだった。
子供達への笑顔が作れるようになるまで結構時間はかかったが。

2012/2/4 添削反映